ブラをしてないと誤解されて

私は高卒ですぐ働きに出たのですが、当時から胸が小さいことが悩みでした。

そもそも、私は小さな頃から他の同年代の子よりも2回りほど身体が小さく、高校生になってもまだ第二次性徴が終わっていなかったのです。

当然、胸は文字通りまな板で、一応ブラも付けているのですが「飾りじゃないか?」と思うほどに小さく、ジュニアブラの一番小さなサイズを付けていました。私が付けていたのはスポーツタイプのブラで、それでないと全く無い胸ではブラが止まってくれないので、どっちかというとタンクトップの上部分みたいな感じのデザインです。

そんなブラを毎日つけて、仕事に行っていました。当時の仕事は工場でのライン作業で、暑いのでみんな薄着で作業していました。そんなある日、仕事が終わって帰ろうとした時に、同僚(40代後半女性3人)に呼び止められ、人気のないところに連れていかれました。何だろうと思っていたら「…言いにくいんだけど、あんた、ブラしてないわよねー。

だって背中にブラの紐が浮いてないし、ブラの形が見えないし…」3人は口々にそういうのです。私は悲しくなって「あの…、スポーツブラをつけてます。背中は紐ではないので、浮かないと思います。あと、ブラの形が見えないのは、私の胸はまな板のように平らで、でっぱりが無いからです…」と言いました。そうしたら、3人は気まずそうな顔をして「…あら、そうだったの?ごめんなさい、悪いことを聞いて…。でも、若い男性数人が『あなたのブラが見えないからつけてないんじゃないか』って騒いでたから…」と言われ、どうしようと思いました。

この人たちは女性ですから「ブラをしている証拠」を見せられますが、男性たちにそんなものを見せるのは嫌です。そうしたら本当に悲しくなって泣きそうになったら、その人達が「悪かった悪かった!気晴らしに奢ってあげるし、男性陣は締め上げておくから!」とそのまま近所のイタリアン料理屋に連れて行かれ、ご飯をご馳走になりましたが、とても悲しかったです。

あれから大分年月が経ちましたが、第二次性徴が終わっても、私の胸はA65です…(泣)